鞘の備忘録

そのとき思ったことや見たこと

老人Z 感想

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★★★★★☆☆☆☆☆ (5/10)

  • 見た。長すぎずあらすじ的にも適度に軽そうなのが今日の気分にあってる気がしたから勢いで再生をクリック

  • 看護学生である主人公・晴子が世話しているおじいちゃんが全自動介護ロボのモニターに半ば強引に選ばれたものの、実験台扱いに苦しむおじいちゃんと介護ロボットが備える高度なAIが同調して大暴れする...みたいな内容

  • ストーリー的にはあらすじを見て予想されるものと外れずまっすぐな進み方だった(正直言うとながら観だったから全編通してちゃんとは見てない)

  • 大友克洋原作だけあってロボットが大暴れするシーン、機体の個々の部品の動きや細かい軋み、動作の重量感や吹き飛ばされる瓦礫はAKIRAっぽさを感じた

  • なんとなく既視感あるけど何だっけと思ったけど攻殻機動隊SAC第二話の「暴走の証明」*1だった(生前機械になることに憧れていた男の脳が戦車に移植され暴走する話)あれからエモさと小難しさを引いて喜劇にしたのが本作という感じがする

  • 30年以上前の作品だからと言うのもあると思うけど、昔の作品ほど女性キャラの「女性性」が強いなと思ってしまう。あんまりこういうジェンダー的な見方をしたくないが今日の世界的なテーマなので嫌が応にも意識してしまう。

  • でもやっぱり自分は女性の女性らしさは愛らしいと思うし、男の願望的を集約したような純真で献身的な晴子は愛らしいなと感じさせられる。あと全般的にやたら肉感的な気がする。あと正直言うと見ようと思った最大の決め手はビジュアルポスターの絵がどストライクだったからというのはある

    これ

*1:SACが2002年なので1991年の老人Zが先